STRUCTURE 構造

長く未来まで愛せる住まいへ

〈フォレシアム〉は、住まいを選ぶ上で重要なポイントとなる建物への信頼性と安心感の提供をポイントに設計されています。住宅性能表示制度の取得や拡底杭の採用をはじめとした、長く暮らしていくための耐久性・将来を見据えた更新性・不測の事態への備えなどに配慮された仕様が採用されており、日常での快適性を得られるのはもちろん、永住にふさわしい住宅としての安心を得られる住まいとなっています。

快適性への追求

天井・床構造

天井には二重構造が採用されており、リフォーム等の際に配管・配線の移動を可能にするなど、設計の自由度が高められています。また、生活音の伝わりを低減するために、床面に軽量床衝撃音遮音等級LL-45等級の性能を持つフローリングが採用されています。

※最上階除く

外壁・隣戸間壁構造

遮音対策のために、各居室を囲む壁に充分な厚みが確保されています。屋外と室内とを隔てる外壁のALC(軽量気泡コンクリートパネル)板(※)は100mm、また、隣戸間との境のコンクリートは180mm以上の厚みを持っています。これらの構造によりプライバシーを守りつつ耐久性が高められています。

※一部除く

壁の防音対策

キッチン、トイレ、洗面室と居室の壁との間には、グラスウールを両側から石膏ボードで挟み込む構造が採用されています。また、浴室に面する居室の壁にも石膏ボードの裏側にグラスウールが入っており、防音性が高められています。

配管サップス工法

共用部の給水管に錆びにくいステンレス管を用いた、耐久性、耐蝕性に優れたサップス工法が採用されています。およそ60年もの寿命があり、設備配管の耐久性向上とメンテナンスコストの低減が図れ、サビ(赤水)の心配のないクリーンな水が長時間維持されます。

保温ヘッダー工法

室内の給水・給湯用配管には、熱や腐食に強いポリブテン管を使用した保温ヘッダー工法が採用されています。ヘッダーと呼ばれる中央分岐から保温筒付きのポリブテン管を通してそれぞれの水栓へ配管することにより、赤水の発生が抑えられ、耐久性・メンテナンス性が高まります。

安心・安全への配慮

拡底杭

住棟全体に配置された201本の場所打ちコンクリート杭は、地下約45mと約61m付近に出現する安定した支持層まで築造されています。なお、この杭は底部の直径が最大約3.3mの拡底杭となっており、支持力がより高められています。(※)

※共用棟及び駐車場棟の杭は除く

対震ドア枠

玄関のドア本体には、枠との間に適切なクリアランスを設けた対震ドア枠が採用されています。大地震によってドア枠が変形しても、このクリアランスによりドアの開閉が可能になり、屋外へと安全に避難するための経路確保ができるように配慮されています。

ダブル配筋

隣戸間の壁や角住戸の一部外壁には、鉄筋を二重に組み上げるダブル配筋が採用されています。鉄筋を格子状に組むことで、シングル配筋よりも高い強度と耐久性が得られてます。

※他の外壁面については、ALC板となります。

スパイラル筋・溶接閉鎖形筋

建物を支える柱には、帯筋の継ぎ目を溶接した溶接閉鎖形筋、もしくは帯筋を螺旋状に巻く事で継ぎ目を少なくしたスパイラル筋が採用されています(※)。どちらも通常の帯筋に比べて、柱自体のねばりが増し、横揺れなどに強くなっています。

※一部除く

高い強度のコンクリート

建物の主要構造部には、27N/㎟〜36N/㎟(設計基準強度FC)の高い強度のコンクリートが採用されています。また、コンクリートの耐久性を高める目的で、水セメント比を50%以下とし、コンクリートの収縮が低く抑えられています。(※)

※附属施設は除く
※コンクリート自体の圧縮強度であり、床に乗せられる重さではありません。

鉄筋コンクリートの劣化対策

年月が経過してコンクリートの中性化が極度に進むと、鉄筋が錆びやすくなり、錆びた鉄筋は体積が増してコンクリート破損の原因となる恐れがあります。これを防ぐために、鉄筋を包むコンクリートの設計かぶり厚は30mm以上が確保されています。

フレキシブルジョイント

建物と外構または建物と建物を繋ぐジョイント部分に、揺れに対して変化、変動できるフレキシブルジョイントが採用されています。これにより、地震時の水道管が破損するという二次災害を防ぐ効果が期待されます。

住宅性能表示制度(住宅性能評価書)

住宅のクオリティを高め、安心して暮らせる住まいの提供を目的に制定された、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)に基づいた「住宅性能表示制度」が採用されています。新築時に国土交通大臣指定の住宅性能評価機関による「設計住宅性能評価書」が、建物竣工後に「建設住宅性能評価書」がそれぞれ取得されています。
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